「お友達になってください!」の一言で素敵な人たちと
つながって豊かな暮らし。
  • 英語教師松本 敦子さん
三重県出身。関西学院大学を卒業後、東京の企業で法人営業や企業内翻訳を20年余り。子育てとの兼ね合いからフリーランスの翻訳者に。東日本大震災の発生を機に人生観が変わり、2012年、岡山市へ移住。岡山学芸館高校英語科の教師として教壇に立つ日々。
 数年前、お気に入りの場所に家を構えた。窓から見えるのは天然の森。鳥の声を聞き、薪ストーブで暖をとる。そのうえ職場も駅も空港も車で30分圏内。東京なら2時間以上走らなければたどり着かない環境だ。「アメリカのポートランドに少し似ています。理想的なコンパクトシティ」
 2011年、子育てが一段落し家族のありかたを模索していた。東日本大震災で自宅近くの公園が高い放射線量を示すのを知り、「絶対に大丈夫」という思い込みが崩れた。新天地を探し、金沢、京都、三重、大阪、福岡と回って訪れたのが、アウトドアショップの友人が移住していた岡山。遊びで旭川をカヤックでくだり、自然が豊かで市街地が近く、交通のアクセスが良いことに魅了された。そこからの40代後半での住まい探しと職探し。予想に反してどちらもトントン拍子に決まった。高校教師は初めての経験だったが、英語教育を通して今の社会に求められる人材を育てる仕事にやりがいと喜びを感じている。自分から「お友達になってください!」と言える開放的な性格で、岡山でもたくさんの素敵な人とつながった。「岡山は独自の文化を持ち、すべてが豊か。ここで暮らしていく者として、その魅力をさらに増すようなお手伝いができたら。ライフワークとして何ができるか考え中です」と笑う。
英語科から世界に発信できる人を育てたい
移住理由
バランスの良いコンパクトシティだと感じた
岡山のここが好き

①自然や食べ物が豊か

②人が温かく親切

③有機野菜やオーガニック食品が身近にある

ATSUKO MATSUMOTO
岡山たからもん
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