岡山県の北西部に位置し鳥取県と境を接する村、新庄村。ここ「がいせん桜通り」は、明治39年宿場町の旧出雲街道の両側に日露戦争での戦勝を記念して桜が植えられたんじゃ。それは、御幸橋より町尻まで、200間(360m)の長さ、3間(5.4m)間隔に、137本の桜が植えられ、がいせん桜とよんで、みんなで守ってきたんじゃよ。現在は、樹齢100年を超える古木を含む133本の桜並木のトンネルを歩けば、まるでタイムスリップしたような情緒あふれるスポットじゃ。春爛漫と花が咲き、夏の新緑、秋の紅葉、冬は雪の花となり、四季折々に風情を変えて町並みを、美しく引き立てておるんじゃよ。
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がいせん桜団
桜の花の化身が133体集まった鬼。隊列を組んで歩くのを見ると晴々しい気分になる。