ここは里庄町の西部、「日本の原子物理学の父」として世界的に知られる仁科芳雄博士の顕彰施設じゃ。仁科博士は日本に「量子力学」を伝え、湯川秀樹博士(日本初のノーベル賞受賞)をはじめ、多くの後進を指導。日本の原子物理学の発展に多大な貢献を果たしたんじゃ。仁科会館では仁科博士の偉業の数々をご紹介。敷地内には、理化学研究所仁科加速器研究センターが開発した「仁科蔵王」など新種の桜も植樹されとるんじゃ。ここから約500mの場所では生家も一般公開されとるんよ。
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仁科桜姫
世にも珍しい桜の花びらをまとい、愛らしい姿で微笑み誘惑してくる。