ごんごとは、津山地方独特の方言で河童(カッパ)のこと。昔むかしに、吉井川が津山市内で湾曲する「除き淵」に「ごんご」が棲み、泳ぐ人を引き込むなどの悪戯をしたという言い伝えもあるんじゃ。とはいえ、古くから市民に親しまれてきた言葉として、夏の風物誌である「津山納涼ごんごまつり」や、市内循環バス「ごんごバス」など、津山市内のいたる所で「ごんご」の文字を目にするぐらい、津山市民に愛されとるんじゃ。
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ごんごの助
川で泳いでいる人にこっそり近づいてきて、気に入ると水の中に引き入れて遊ぼうとする。