日本遺産「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま ~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~ 【牟佐大塚古墳(むさおおつかこふん)】 こうもり塚古墳(総社市)、箭田(やた)大塚古墳(倉敷市)と並ぶ吉備三巨石墳の一つなんじゃ。 6世紀末ごろに造られた大型の円墳で、墳径約30m、高さ約8.5m。横穴式石室も全長約18.0mと巨大じゃ。吉備津彦命(きびつひこのみこと)の子孫とされる古代吉備の豪族上道(かみつみち)氏の墓とも考えられとるんじゃ。初夏の頃から夏にかけて、羨道部に黄金色に輝く「ヒカリモ」を観ることができるんじゃ。
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牟佐大塚入道
古代豪族の魂を宿しており、いつも腕を組んで世の中の動向ににらみを利かせている。