音楽家として唯一無二の
存在になりたい。
存在になりたい。
- バイオリニスト福田 廉之介さん
次代のクラシック界を担う異才。高い技術と独特の世界観で聴衆を魅了する。演奏中は孤高を感じさせる彼の素顔は、話し好きで人懐こい。「日本の音楽大学に行かなかったのは、自分が遊んでしまうから。ウィーンも日本人が多くてつるんでしまう。スイスなら日本人は1人か2人」と茶目っ気たっぷりに振り返る。
留学先のシオンは人口3万人弱の地方都市。学費・生活費が安く、奨学金も支給。音楽に没頭できる環境に飛び込んだ15歳は「練習ほど嫌なものはない」と言いながら、高校・大学を首席で卒業した。
ごく普通の家庭に生まれ育ち、「ほかの人がやっていないから」と始めた習い事がバイオリン。人前で演奏することが好きで、4歳のとき、イオンモール倉敷の時計台広場で「きらきら星」を演奏したのが初舞台。その後多くの国際コンクールで優勝し、著名なオーケストラや指揮者と共演するまでになったが、昔から目標というものがない。あこがれの人もいない。音楽家として唯一無二の存在になりたい。やるべきことをやりきって生きてきた自負がある。
コロナ禍の2020年、20代の弦楽奏者12人による室内合奏団「The MOST」を立ち上げた。クラシック界を盛り上げていくために何が自分たちにできるだろう。 コンサートの企画、渉外だけでなく、資金準備、スポンサー探しも担う。経営者を訪ね、支援を仰ぐ。「自分の気持ちを素直に申し上げるだけ。話し好きなので苦ではないし、経営者の方々のお話もとても興味深いです」
岡山に帰るとほっとする。人がやさしい。昔のものを大切にしながら新しいものを取り入れてきた魅力も感じている。故郷を基盤にした新しい試みにも果敢に挑戦。困難を乗り越え、成功にこぎつけるのが喜びだ。
留学先のシオンは人口3万人弱の地方都市。学費・生活費が安く、奨学金も支給。音楽に没頭できる環境に飛び込んだ15歳は「練習ほど嫌なものはない」と言いながら、高校・大学を首席で卒業した。
ごく普通の家庭に生まれ育ち、「ほかの人がやっていないから」と始めた習い事がバイオリン。人前で演奏することが好きで、4歳のとき、イオンモール倉敷の時計台広場で「きらきら星」を演奏したのが初舞台。その後多くの国際コンクールで優勝し、著名なオーケストラや指揮者と共演するまでになったが、昔から目標というものがない。あこがれの人もいない。音楽家として唯一無二の存在になりたい。やるべきことをやりきって生きてきた自負がある。
コロナ禍の2020年、20代の弦楽奏者12人による室内合奏団「The MOST」を立ち上げた。クラシック界を盛り上げていくために何が自分たちにできるだろう。 コンサートの企画、渉外だけでなく、資金準備、スポンサー探しも担う。経営者を訪ね、支援を仰ぐ。「自分の気持ちを素直に申し上げるだけ。話し好きなので苦ではないし、経営者の方々のお話もとても興味深いです」
岡山に帰るとほっとする。人がやさしい。昔のものを大切にしながら新しいものを取り入れてきた魅力も感じている。故郷を基盤にした新しい試みにも果敢に挑戦。困難を乗り越え、成功にこぎつけるのが喜びだ。
国内外から演奏会のオファーが絶えない